自己紹介

上顎洞がん治療中の方々の一日も早いご快復を心からお祈りします。 私は2001年(当時47歳)左上顎がんのため、抗がん剤治療と放射線治療に加えて、手術で左上顎骨と左首のリンパ節と周辺の筋肉を取りました。 上あごの左側3分の1ほどと左上の歯がありませんので、上あごをおおう顎義歯を使っています。 左の眼球の下の骨も取りましたので、代わりに眼球の下にチタンメッシュが入っています。

2024/12/14

上顎洞の開口部に近い歯が抜けたので、顎義歯に義歯を1本追加(増歯)

 私の義歯は、上顎洞への通路を塞ぐとともに、上顎の義歯も兼ねていて、下の画像のような上顎全体を覆う形になっています。
顎義歯がどういうものかについては、日本顎顔面補綴学会の次のウェブサイトに記事があります。

また、「ブログ 顎義歯」などで検索すると、顎義歯を使っている方々の記事が見つかります。

3ヶ月ほど前から、左上前から2番目の歯がかなり揺れるようになりました。気をつけて歯を磨いておりましたが、先日歯磨き中に自然にはがれ落ちました。歯を支える骨が後退するとともに、歯の根元まで歯肉が後退して歯がただ張り付いていると言ってもよい状態でした。手術直後は奥歯3本を上顎ごと切除した状態でしたが、数年おきに奥から順に合計3本抜けたことになります。



抜けた翌日すぐに歯科を受診して、義歯に抜けた分を追加してもらいました。




こういう歯肉後退の連鎖を止めるためには、口腔内だけでなく、上顎洞の方まで洗口剤が入るように頭を下げて殺菌した方が有効なのではないかと、今は考えています。なにしろ、歯のすぐ上に上顎洞があって口腔内と空間的につながっているのですから、歯磨きはもちろん必要ですが、それだけでは殺菌が不十分なのではないかと思うのです。


抜けた歯は、根本から先端まで真っ白できれいな状態でした。こういう状態で抜ける歯は歯周病が原因だと歯科医から聞きました。


このように上顎の開口部から連鎖的に歯が抜けていく根本的な原因としては、これまで上顎洞を塩水で洗うときに歯茎の上側まで注意深く洗ってきませんでしたし、毎食後洗ってこなかったために食べカスが上顎洞に残り、歯周病菌が上顎洞に入り込んでいる可能性はあります。また、左上の唾液腺を切除して唾液が出ないために結果として歯肉が後退するのかもしれません。義歯の土台が歯茎に直接触れるために、夜しか洗浄剤で洗わない義歯(朝と昼は柔らかめの歯ブラシで水洗いしています)から歯周病菌が歯茎へ接触によって移りやすいためかもしれません。左頬に当てた放射線10回分の影響が徐々に骨に効いてきているのかもしれませんし、中途半端に残された突起部分が自然な身体の反応としてへこんで丸まろうとするのかもしれません。


ただ私に出来る対策としては、夕食後だけでなく、朝食後も上顎洞内まで塩水で洗い、義歯を歯磨き中二、三十分間は洗浄剤に入れておくようにしてみようと考えています。これまでは夕食後だけ上顎洞を洗って、義歯を洗浄剤に一晩入れていました。


2025年12月29日追記: 顎義歯と口腔乾燥についての記事を見つけたので、以下にサイトを記載しておきます。

https://w3.hal.kagoshima-u.ac.jp/dental/prostho2/20180507gakuhotetsu1.pdf

この記事の冒頭の研究概要のところに、「このような患者では,放射線治療,化学療法,唾液腺切除などにより口腔乾燥が多く生じ,一度回復した機能が口腔乾燥が原因となり生じたう歯や歯周病などにより再び低下する。」との記載があります。





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